主催事業
舞台芸術の環境づくりと、地域文化の未来づくりをめざして
実施プログラム一覧
【3月26日発売開始】劇団唐組 紅テント岡山京橋河川敷公演『透明人間』4月22日・23日開催
【開講中】アートとファームの學校「短歌ワークショップ」第7期:大森静佳講師
主催5事業の概要
(1993年〜2021年の全事業を掲載しています)
創造発信
気鋭の劇作家、演出家、舞踊家を登用した演劇・ダンス作品の創作から、名作古典や伝統芸能を斬新な手法で舞台化した創作、自然や風景を作品に融合させたサイトスペシフィックな創作まで、数々の多彩で実験精神に溢れた営為を重ねてきました。表現が成立した場所も劇場やホールだけでなく、河畔、離島、山頂、城跡、溜池、屋上、船上、商店街、公園、遊園地、プール、寺院、茶室、ギャラリー、カフェ、廃校、古民家などから発信しています。
人材育成
演劇やダンスに関する専門的な知識や技能を第一線で活躍するアーティストから学ぶ「岡山舞台芸術ゼミナール」、舞台芸術の普及啓発を目的に中四国地方でいち早く導入したワークショップの手法、創作活動と批評行為を融合させたワーク・イン・プログレスの試行、文芸から思想や食文化まで対象にした「アートとファームの學校」、社会的なハンディキャップやマイノリティの人々を包摂した「演劇の広場ワークショップ」など多岐にわたります。
鑑賞促進
地方では鑑賞機会に恵まれない演劇・ダンスの話題作や名作の数々を招聘してきたのが「岡山河畔劇場」の取り組みです。アートファームの母体ともなった活動であり、とりわけ演劇では日本を代表する劇作家・演出家・俳優らによる傑出した作品を数多く上演してきました。主催事業での招聘公演は近年、減少傾向にありますが、優れた舞台との出会いから新しい観客が生まれ、創作の担い手づくりにも波及していく重要な役割があると考えています。
普及啓発
舞台芸術や劇場・ホールによる地域振興をテーマにした「劇空間フォーラム」や「舞台芸術―地域との対話」、小学・中学校に演劇やダンスのアーティストを派遣する「学校でひらく舞台芸術教室」、さまざまな障害者を対象に演劇やダンスを体験する「劇塾」、自然災害とアートの役割を討議した「阪神淡路大震災シンポジウム」、岡山市の新市民会館・岡山芸術創造劇場に焦点をあてた「文化芸術による創造都市セミナー」などを実践してきました。
協働連携
主催事業には自治体や公立学校、公益財団、メセナ企業、文化芸術団体との共催・協働事業も含まれています。岡山県天神山文化プラザとの「中四国演劇フェスティバル」、静岡県舞台芸術センターとの「岡山・静岡演劇共同製作3カ年計画」、岡山市との「犬島アーツフェスティバル」、倉敷市との「倉敷演劇フェスティバル」などの他、福武教育文化振興財団との「犬島海の劇場」やトヨタ自動車との「トヨタアートマネジメント講座」などなど。